昨日(2018年1月18日)、ANAグループよりプレスリリース「2018年度 ANAグループ航空輸送計画を策定」が発表されました。

主に、新規路線や便数の変更、機材変更についての内容です。今回は、福岡発着便についての変更点をお伝えしようと思います。

2018年度 ANAグループ航空輸送計画を策定

2018年1月18日に、プレスリリース「2018年度 ANAグループ航空輸送計画を策定」が発表されました。

プレスリリースの内容は大きく、国際線・国内線・貨物専用便についてです。

福岡ー宮古(再開)・福岡ー石垣(通年運航)

福岡-宮古の運航の再開と、福岡-石垣の通年運航が発表されました。

福岡-宮古は、6月1日〜10月27日の期間限定運航での再開です。便数は、1往復/日が予定しています。

福岡-石垣は、3月25日〜通年運航が開始されます。2017年度は、期間限定(4月28日〜5月7日、6月17日〜10月28日)での運航が行われました。なお、便数は、1往復/日が予定されています。

獲得マイル・PPは?修行の観点からは、獲得マイルやPP(プレミアムポイント)が気になります。

ANAのWEBサイトに掲載されている、基本区間マイレージによると、福岡-石垣の基本区間マイレージは、737マイルです。

実際に、獲得することのできるプレミアムポイントは以下の様になります。

運賃 プレミアムポイント
プレミアム旅割28 2,242
特割・株主優待割引運賃 1,505
旅割 1,105

フライトスケジュールは?

現時点では、3月24日までの時刻表しか発表されていません。石垣、宮古、共に1日1往復での運航となるため、そのフライトスケジュールが気になります。

来週の10月分までの旅割運賃の発売時までには、フライトスケジュールも公開されると思います。

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SFC修行の選択肢が増えます

SFC修行のフライトは、主に東京を機転に考えられることが多いです。特に国内線では、東京-沖縄・石垣が定番になっています。これ以外の路線でPP単価を抑えることは難しいのが現状です。

この現状を考えると、福岡を起点にしても、東京-那覇・石垣を行程に組み入れたくなります。そうなると、東京もしくは那覇・石垣に行って、さらにどちらからか福岡に戻る必要があります。そうなった場合、トータルのPP単価をなるべく低く抑えるため、福岡ー東京ではなく福岡ー那覇を利用するのがベターです。全体に占める東京-那覇・石垣以外の区間の割合を少なくできます。加えて、福岡-那覇は福岡発着の国内線の中ではPP単価が比較的いいです。

つまり、福岡-那覇-東京-那覇-福岡などの行程がベターとなります。しかし、これからは、福岡-石垣路線も活用できるので、東京-石垣路線も肯定に組込む事ができます。

福岡空港をベースにSFC修行をする場合の選択肢が広がったと言えます。

福岡-仙台、新潟が2便/日から1便/日に

ANAは、福岡ー仙台・福岡ー新潟便を2便/日から1便/日に運航本数を減らします。これは、IBEXとのコードシェア便を増やすことによるものです。2018年1月18日付けの共同プレスリリースにより発表されました。

福岡ー仙台・福岡ー新潟、それぞれ1便ずつ減便になるかわりに、IBEXとのコードシェアが1便ずつ増えます。増便については、2018年1月18日付けのプレスリリースにより発表されました。

福岡-仙台

福岡-仙台路線は、IBEXが1往復増便します。増便された1往復は、ANAとコードシェアされます。それにともない、ANAは運航を1往復減らします。

 

実質、福岡-仙台便の増減はなしと言えます。

 

福岡-新潟

IBEXは福岡-新潟に新規就航します。新規就航に伴う1往復はANAとコードシェアされます。それにともない、ANAは運航を1往復減らします。

実質、福岡-新潟便の増減はなしと言えます。

 

 

 

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