昨年11月に、アシアナ航空 仁川→成田にて、エアバス総2階建てのA380 ビジネスクラスに搭乗しました。この記事では、写真おおめで搭乗レポートをお届けしたいと思います。

アシアナ航空 成田-仁川におけるA380での運行

アシアナ航空は、現在、期間限定で成田ー仁川において総2階建てであるエアバス A380を投入しています。

A380で運行されるのは、以下の便です

  • 仁川国際空港 AM 09:00 - 成田国際空港 AM 11:20
  • 成田国際空港 PM 13:30 - 仁川国際空港 PM 16:00

A380が投入されるのは、2017年10月29日〜2018年3月24日の予定となっています。

エアバス A380とは

エアバス A380は、エアバス社が製造する世界最大の旅客機です。ジャンボジェットと呼ばれるボーイング 747型機よりも大きく、総2階建てなのが特徴です。

A380は、2019年にANAがホノルル線への投入を発表し、日本でも注目を浴びています。

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A380の座席数は495席(アシアナ航空の場合)にも及びます。このような座席数のものすごく多い機種は採算がとれる路線も限られることや、発着可能な空港も限られることなどから日本への就航は減少しているのが現状です。

今後、もしかしたら乗ることの出来る機会が激減するかもしれません。しかし、飛行機がすきなら非常に魅力的な機体でもあるため、是非1度は搭乗する価値はあると思います。

A380 ビジネスクラス搭乗レポート

今回は、OZ 102便(仁川→成田)に搭乗しました。使用機材はもちろんエアバス A380。座席はビジネスクラスでした。機材としてはファーストクラスを完備していますが、成田ー仁川の路線では、ファーストクラスの設定はありません。

アシアナ航空 OZ102便に搭乗

 

仁川空港に駐機しているA380です。空港の駐機スポットには、駐機可能な航空機のサイズによって規格が決められています。エアバス A380は、最も大きな機種が駐機可能なカテゴリであるCode Fにのみ駐機可能です。このCode Fカテゴリは、A380の登場で新設されたのでA380用とも言うことが出来ます。

当然ですが、仁川国際空港にも、このCode F規格を満たした駐機スポットがあります。A380は2階建てということで、ボーディングブリッジも3つあり、2階に直接アプローチできるようになっていました。

43番ゲートからの搭乗でした。私が

ビジネスクラス・スターアライアンスゴールドメンバーだけでも結構な列ができました。今回搭乗した便の搭乗率はそこまで高くはなかったと思います。それでもこのような感じでしたので、満席に近い予約がある場合は早め早めに搭乗口に行くべきでしょう。

搭乗口を通過すると、まずはエスカレート下ってボーディングブリッジにアクセスします。この位置からでも確かに、2階建てであることが分かります。

ビジネスクラスは1番右側から搭乗しました。

しつこいですが、総2階建てです。

ようやく搭乗です。2階に直接アクセスするのに、意識しないと2階に席だと感じる事が出来ないかもしれません。

機内の様子

ビジネスクラスの2階席に搭乗しました。アシアナ航空のA380では、ビジネスクラスは2回の前方2/3ほどに設置されています。

シートのデザインはアシアナらしい配色です。しかし、個人的にはあまり高級感などを感じないデザインだと思っています。正直、好みではありません。

ビデオプログラムなどを操作するコントローラです。さすが韓国の航空会社といった感じでしょうか。PSPのようなコントローラでした。

 

この写真をとりたかったのです!!そう、階段です。人生で初めて機内にある階段を実際に見ました。

トイレには、歯ブラシなどのアメニティが置いてありました。

ドリンクと機内食

搭乗を完了すると、ウェルカムドリンクを持ってきてくれました。シャンパンかなにかかなと思ったのですが、アルコールはなかったので、オレンジジュースをいただきました。

OZ 102便はAM9:00頃発なので、正直すごく眠かったです。

機内食のメニューです。洋食韓国食の2種類から選ぶ事ができました。

洋食は、野菜サラダ・トマト入りの卵料理・フルーツ。韓国食は、牛肉と松茸のお粥・フルーツ。

とても迷いました。メニュー表が来る前は韓国料理ではなく洋食と決めていました。それは、私があまり韓国料理が得意ではないから。しかしメニューをみると問題発生。なぜなら、私はトマトが嫌いなのです。

結果的に、お粥なら大丈夫だろうとお粥を選択しました。

ドリンクメニューです。ウェルカムドリンクではありませんでしたが、メニューにはちゃんとシャンパンがあります!普段はビールと言うところですが、韓国のビールは好みじゃないのでパスです。

食事が到着しました。ビジネスクラスなので、もちろん1品ずつ普通の食器に入っています。

食事を見た第一印象は「これ、私、食べることできるかな?」でした。赤いスープらしきものが気になりました。なぜ赤いのでしょうか。そしてお粥、想像とちがう!日本のお粥と韓国のお粥は違うのはあたり前なのですが。

好き嫌いが多く、食べたことのないメニューへの挑戦が苦手な私。それは機内食でも同じです。不安になりながらいただきます。

結論から言うと「私の口にはあいませんでした。

ビジネスは初めてでしたが、エコノミーを含めるとアシアナ航空には何度か搭乗しています。その経験も踏まえると機内食はあまり期待できないかもしれません。

快適に成田へ

食事は少し残念でしたが、その後は快適に成田までのフライトを楽しみました。世界最大の機材だけあってとても広く感じました。全体的にスペースにゆとりがあるなあ感じました。

離着陸の時は、機体の大きさを感じることが出来ます。成田に到着し、降機して乗っていた機体をみると、改めて「こんな大きな機体が空を飛んでいたんだなあ」という小学生並みの感想を持ちました。それくらいインパクトの大きな機材でした。

アシアナ航空 成田-仁川線の運賃・必要マイル

実際に、アシアナ航空の成田-仁川線に搭乗するには、どのくらいの費用もしくはマイルが必要なのでしょうか。

有償で搭乗する場合

有償で搭乗する場合の1例です。ブログ執筆時にアシアナ航空のWEBサイトから検索を行うと、往復エコノミーで42,000円と出ました。

曜日や日付で当然運賃は変動しますが、あまり手頃な金額ではなさそうです。ちなみにビジネスクラスでは、7万円超えました。

ANA特典航空券で搭乗する

せっかくなら特典航空券で搭乗したいと思う方もいると思います。アシアナ航空はスターアライアンスメンバーなので、ANAマイルで特典航空券を発券することができます。

往復ビジネスクラスで往復する場合は、30,000マイルで発券することができます。

往復、A380で日帰りはできないので、往復どちらもA380に搭乗する場合は最低1泊する必要があります。

片道ビジネスクラスの場合は、22,000マイルで発券することができます。

片道、A380ビジネスクラスに搭乗し、片道はアシアナ航空のエコノミーなどにするといい感じになります。地方在住の場合は、片道は地元空港にアシアナ航空などの就航があれば直行便を利用するのも便利でオススメです。

私の場合は、特典航空券で福岡→仁川(エコノミー利用)、仁川→成田(ビジネスクラス利用)、羽田→福岡というルートで搭乗しました。

まとめ

ジャンボジェットと呼ばれる2階建て飛行機ボーイング 747に搭乗したことのない私に取っては、2階建てにあこがれがありました。しかし、ボーイング747は日本からの撤退が相次ぎ、乗る機会がありませんでした。

今回、A380が仁川-成田間で運行されると知り、チャンスだと言うことで搭乗してきました。運行は3月までとまだ期間はありますので2階建てを経験してみたい!という方はぜひこのチャンスを利用してみてはどうでしょうか。

 

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