ANA To Me CARD PASMO JCB(通称:ソラチカカード)は、ANAマイルをためる全ての陸マイラーが持つべきカードと言っても過言ではないクレジットカードです。そのソラチカカードを再発行する必要がでてきました。その際に、ソラチカルートを用いて移行中のポイントの扱いを調べました。

ソラチカルートとは

ソラチカルートは、ポイントサイトで貯めたポイントを効率的にANAマイルに交換するルートの通称です。ポイントサイトで貯めたポイントをメトロポイントに1.0倍で交換し、そのメトロポイントをANAマイルに0.9倍に交換するというものです。(下図)

ソラチカルートを用いると年間最大216,000ANAマイル貯めることができます。ソラチカルートを用いたマイルを貯める方法は以下の記事で詳しく解説しています。

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カードの再発行をしてもソラチカルートには影響ない

ソラチカルートを用いてANAマイルをためている最中に、ソラチカカードを紛失等の理由で再発行する必要が出てきた場合に気になるのは、移行中のポイントの扱いだと思います。

ポイントサイト→メトロポイント

ソラチカカードには、クレジットカードとは別に、お客様番号が付与されています。メトロポイントはこのお客様番号に紐付いて管理されています。

ソラチカカードを再発行するとこのお客様番号が変更になります。再発行後に再発行前の会員番号でメトロポイントの会員ページにログインしようとすると、ログインができなくなっています。

では、保有していたメトロポイント・ドットマネーやPexなどからメトロポイントに移行中のポイントはどうなるのかが気になります。

保有中のポイント

保有中のメトロポイントがどうなるのでしょうか。結論は、新しいお客様番号に引き継がれます

移行申請中のポイント

ドットマネーやPexなどからメトロポイントへ移行申請中のポイントはどうなるのでしょうか。結論は、新しいお客様番号へ移行が完了します。移行に否決され、ドットマネーやPexにポイントが戻ったり、ポイントがなくなったりということはありません。

メトロポイント→ANAマイル

次に、メトロポイントからANAマイルに申請中のマイルがどうなるかが気になります。

その前に、ANAのマイレージ番号について少し説明します。ANAのマイレージ番号はそれぞれのカードごとにマイレージ番号が付与されます。

例えば、以下のような3種類のANAマイレージクラブ機能付きカードを保有していたとします。そうすると、それぞれに異なるANAマイレージ番号が付与されます。

そのままだとマイレージが3つに分散してしまいます。そこで所有しているマイレージ番号を統合する設定をして、メインのマイレージ番号を設定します。そうすることで、それぞれのマイレージは統合され、メインのマイレージ番号で管理することができます。

ソラチカルートを用いて、ソラチカカードからANAマイルへ移行を行うと、ANAマイルはソラチカカードに付与されたANAマイレージ番号へ積算されます。ソラチカカードのANAマイレージ番号は再発行で変更されます。移行申請中のマイルは再発行前のANAマイレージ番号に付与されます。移行は、再発行中でも普通に完了します。ここで注意点があります。ソラチカカードのANAマイレージ番号を他のマイレージ番号と統合していない場合、再発行前のANAマイレージ会員番号が孤立してしまいます。ソラチカカードを再発行すると、再発行前のソラチカカードのマイレージ番号では、ANAのサイトでログインなどができません。ANAカードなどと統合していない場合は、統合後再発行するか、問い合わせする必要があります。

 

まとめ

ソラチカカードを実際に再発行しました。そして、再発行してもソラチカルートを用いたポイント移行には影響がないという結論を得ることができました。

ソラチカルートは毎月最大18,000マイルを獲得できる強力な移行ルートです。しかし、移行に1ヶ月ほどかかり、1回移行に失敗すると、18,000マイル分の移行ができないことになります。再発行で、1ヶ月分のマイルの移行ができなかったらとドキドキしながらも、再発行しないわけにはいきません。せっかくなら、移行中のポイントの扱いについてきちんと整理することにして、こうやってまとめることができて結果的にはよかったと思います。

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