今回は今更な感じもすごくしますが、あえてANA ToMe CARD PASMO JCB(通称:ソラチカカード)を紹介します。今回は、地方に住んでるから、PASMOなんて使わいからという方に読んで欲しいです。私も東京から1時間強のとこに済んでいてこのカードとは無縁だと思っていました。それがどれだけもったいないことだったかと言うことを知りこの記事を書いています。
ソラチカカードの基本
ソラチカカードは、JCBが発行するPASMO機能とANAマイレージクラブ機能が付いたクレジットカードです。ソラチカという愛称は、ソラ(空)とチカ(地下)から来ているのですね。
ソラチカカードの基本的な機能は以下の様なものです。
- ANAマイレージクラブ機能
- PASMO機能(定期券・オートチャージ対応)
- OkiDokiポイントが貯まる
- メトロポイントが貯まる
- マイレージへの移行が可能
ソラチカルートで実現する脅威の移行レートでマイル獲得
このソラチカカードを持つ最大で唯一ともいっていい魅力が「ANAマイレージへの移行レート」です。
PASMOを利用しない、地方に住んでいるという方でもこのカードが必須なのはここに理由があります。飛行機に搭乗する以外でマイレージを貯めようとすると、何かのポイントをマイレージに移行すというアクションが必要になります。
マイレージへの移行とは
そこで出て来るのが移行レートです。多くのが貯めている楽天ポイントをANAマイレージに移行すると、50%、つまり10,000楽天ポイントが5,000マイルになります。他の多くのポイントも同じレート(50%)です。つまり、1マイルは2円ほどの価値としてレートが設定されていると考えることができます。
あり得ないレートを実現
この1マイル=2円程度という中、初めて知ったときは信じられないようなレートを実現する方法がありました。それが通称「ソラチカルート」と呼ばれるものです。このソラチカルートは、「ANA ToMe CARD PASMO JCB」所有者のみ利用できます。
ソラチカカードでは、メトロポイントをためることができます。そのメトロポイント→ANAマイレージへの移行レートが90%なのです。メトロポイントは1ポイント=1円の価値なので、10,000メトロポイントを移行すると、9,000マイルとなり、1マイル=2円で計算すると18,000円の価値になります。
ここでメトロポイントは東京メトロの地下鉄に乗ってためるものでしょ?という疑問が出て来ると思います。大丈夫です。普段貯めているポイントをメトロポイントに移行できます。
わかりにくいので図にしてみました。
まずは、使っているポイントサイトからPex or .moneyに移行します。そこからメトロポイントに移行が可能です。メトロポイントまで、ポイントを減らすことなく移行できるのもポイントです。(Pexは手数料がかかります。)
毎移行できるマイル数に上限がある
この夢のようなルートであるが’ために、月の上限があります。毎月18,000マイルまでの移行という上限があります。18,000×12=12,6000マイルが年間でソラチカルート経由で貯めることのできる上限となります。
毎月上限一杯を目指しましょう
ソラチカカードはマイル移行専用カードに
ソラチカカードはこのように非常に注目されるカードですが、全く万能とは言えません。通常の利用でのポイントは0.5%です。付帯保険もほかのそれと比べるとあまりお勧めできるものでもありません。ですので、ソラチカカードはPASMOを利用しない限り、持ち歩いて利用する必要はないでしょう。
最後に
ソラチカカードは、各種雑誌のクレジットカード特集に常連のように出て来るので存在自体は知っていました。しかし、当時の私はポイントはためていましたがマイレージにそこまでこだわっていなかった、PASMO使わないから関係ない!とおもっていました。後者の勘違いが非常にもったいないことを引き起こしていたことを知ってショックでした。
ですので、九州在住だし!やPASMO使わないしということで、ソラチカの情報すら見てなかった人にすしでも記事を読んでもらえたらなと思っています。