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航空券の種類ってものすごく多くて難しいですよね。今でもANAですら国際線のチケットはよく分かって無くていつもTwitterなどで助けを求めています笑

さて、2018年にSFC修行などを検討されてる方も多いと思います。その際によく出て来る運賃がプレミアム旅割28す。しかし、ANAの国内線の運賃は他にもたくさんあります。この記事では主な運賃(包括運賃や乗り継ぎなどを除く)を紹介します。プレミアム旅割28が全てではなく、それぞれのライフスタイルや好みで運賃を使い分ければさらに便利になると思います。私も最安の旅割も利用しますが、ビジネスきっぷや株主優待運賃なども利用します。

国内線の運賃種別の基本

各運賃の紹介の前に、少しだけ解説した方がいいなと思う事項を説明します。

航空券のキャンセル

航空券のキャンセルの際、払い戻される額も運賃によって異なってきます。航空券を購入(発券)後、キャンセルをした場合かかってくる費用が以下の2つです。

  • 払い戻し手数料:420円(1区間)
    ※往復運賃・ビジネスきっぷなどは往復で1区
  • 取り消し手数料:運賃ごとに設定
    割引運賃などでは、運賃の100%かかることもあります。

キャンセルした際は、払い戻し手数料(420円)+取り消し手数料(運賃×割合)がかかることになります。

また、病気などの不測の事態でフライトをキャンセルせざるを得ない時はこの限りではありません。医師の診断書などを用意して、ANAに問い合わせてください。

航空券の払戻手数料・取消手数料について|ご予約/旅の計画|国内線航空券予約・空席照会|ANA

マイル積算率

購入する航空券によって、貯まる(積算される)マイル数が異なります。価格の高い運賃は多く、安い運賃は少なく設定されています。は実際にどの位獲得できるのかは、マイル積算率という率(%表記)で表記されます。率と言ってもなにを基準にしているのかとう話になります。基準にしているのは、基本区間マイレージと呼ばれるもので、ANAが運行している航路全てに設定されています。

[blogcard url="https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tameru/flightmile/dom/chart.html"]

普通運賃(片道運賃・往復運賃)で獲得できるマイル数が基本区間マイレージとなっています。つまり普通運賃(片道運賃・往復運賃)のマイル積算率は100%となっています。そこからプレミアムクラスの運賃だと、150%や125%、普通席の旅割だと75%といったように設定されています。

実際には、それだけでは獲得できるマイルやプレミアムポイントは分かりません。所有しているANAカードの種類やプレミアムメンバーかどうかで大きく変わってきます。

全てを把握して自分で計算するのは大変なので、公式のツールを利用しましょう。

この際に、運賃種別を選択する必要があります。これは、マイル積算率と搭乗ポイントなどマイル数の計算に必要な要素が同じ運賃をまとめてグループにしたものです。記事後半のそれぞれの運賃の解説に記載していますので参考にしてください。

普通席

普通運賃(~10月27日搭乗分)

正規料金などとも呼ばれ、片道運賃往復運賃があります。すべての運賃はこの片道運賃が基準となります。往復運賃は、片道運賃×2より少し値段が下がったものだと思ってOKです。

  • 変更:可能
  • 払い戻し:可能(手数料430円)
  • マイル積算率:100%
  • 購入期限:当日
  • 運賃種別:3

ANA FLEX(10月27日搭乗分~)

これまでの普通運賃(片道運賃・往復運賃)を置き換える形で新登場した運賃です。ANAの国内線運賃としては初の355日前から購入が可能です。運賃は、空席の予測に連動して変化します。

これまでの片道運賃は、通常期の運賃と繁忙期の料金がありましたが、ANA FLEXでは、タイプA~タイプDまでの料金が用意され変動する仕組みです。

  • 変更:可能
  • 払い戻し:可能(手数料430円)
  • マイル積算率:100%
  • 購入期限:当日
  • 運賃種別:3

ビジネスきっぷ

ビジネスきっぷは、ANAカード(クレジットカード)を保有していることが購入条件となっている運賃です。名前にビジネスと付いていますが、どのような用途でも購入可能です。あくまで、主なターゲットが出張などということでしょう。

購入には、同一路線を2回分が条件となっています。例えば東京(羽田)ー福岡と福岡ー(東京)の往復での購入、東京(羽田)ー福岡、東京(羽田)ー福岡と同一の片道×2でも購入できます。

  • 変更:可能
  • 取り消し手数料:なし
  • マイル積算率:100%
  • 購入期限:当日
  • 運賃種別:3

往復運賃よりも安く運賃が設定されており、変更可能・払い戻し可能な点が出張などで使いやすい印象を受けます。私も、昨年急なフライトなどでよくお世話になった運賃です。

株主優待割引

ANAの株主優待割引は、ANAの株主優待券(正確には番号)の所有が利用の条件となっている運賃です。運賃は、片道運賃の半額です。

  • 変更:可能
  • 払い戻し:可能(手数料430円)
  • マイル積算率:75%
  • 購入期限:当日
  • 運賃種別:5

株主優待券というと株主しか入手できないと思いがちです、ANAの株主優待券は金券ショップやヤフオクなどでもおおく流通しています。1枚、¥3,000〜¥5,000ほどで入手可能です。

特割

特割は、前日までお買い得な価格で購入できる運賃です。特割には、特割1特割3があります。特割1は前日まで購入可能、特割3は3日前まで購入可能です。

  • 変更:不可
  • 取り消し手数料(〜出発時刻前):運賃の5%相当
    (出発時刻移行):運賃の100%
  • マイル積算率:75%
  • 運賃種別:5

旅割

旅割には、旅割75・旅割55・旅割45・旅割28・旅割21があります。それぞれの数字は何日前まで購入できるかを表します。価格は、旅割75が最安く、旅割21が最も高くなります。

  • 変更:不可
  • 取り消し手数料
    〜搭乗日55日前:かかりません
    〜搭乗日45日前:運賃の約30%相当額
    〜搭乗日28日前:運賃の約40%相当額
    〜搭乗日14日前:運賃の約50%相当額
    〜出発時刻前:運賃の約60%相当額
    〜出発時刻後:運賃の約50%相当額
  • マイル積算率:50%
  • 運賃種別:7

プレミアムクラス

プレミアム運賃運賃

正規料金などとも呼ばれ、すべての運賃はこのプレミアム運賃が基準となります。

  • 変更:可能
  • 払い戻し:可能(手数料430円)
  • マイル積算率:150%
  • 購入期限:当日
  • 運賃種別:1

プレミアム特割

  • 変更:可能
  • 取り消し手数料(〜出発時刻前):運賃の5%相当
    (出発時刻移行):運賃の100%
  • マイル積算率:125%
  • 購入期限:3日前まで
  • 運賃種別:2

プレミアム旅割28

プレアムクラスで設定される唯一の旅割運賃です。

  • 変更:不可
  • 取り消し手数料
    〜搭乗日55日前:かかりません
    〜搭乗日45日前:運賃の約30%相当額
    〜搭乗日28日前:運賃の約40%相当額
    〜搭乗日14日前:運賃の約50%相当額
    〜出発時刻前:運賃の約60%相当額
    〜出発時刻後:運賃の約50%相当額
  • マイル積算率:50%

まとめ

改てまとめると、旅割75の75日前って相当前ですね。それくらい前からきちっと計画をたまにはしてみたいものです。ここ最近は旅割を買えることがほとんどありません。。。だいたい思いつきの旅です。それでもいろいろな運賃を知る事で柔軟に考えることができると思います。では。

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