ドイツを訪問した際に、フランクフルト空港にてRIMOWAを購入しました。その際に、色々調べたり教えていただいたりしたので、当記事で購入方法をまとめておこうと思います。
RIMOWAをドツで買うメリット
RIMOWAは、日本国内でも購入することができます。東京・大阪を初めとするショップや公式オンラインショップで簡単に購入することができます。
日本で購入するメリットは、日本語で購入することができる、直ぐに手に入るというものです。それに対し、ドイツで購入するということは日本語での購入ができない、現地に行く必要があるなどハードルが高いですが、それ以上のメリットがあります。
本体価格が安い
日本で販売されている価格とドイツ国内で販売されているRIMOWAの価格を比較すると多くの場合、ドイツ国内で購入する方が本体価格が安く設定されています。
例として、一般的なモデル「キャビンマルチホイールの32L シルバー」の価格を比較してみようと思います。
日本国内の林五 オンラインショップでの価格は¥108,000(税込)です。
(http://www.hayashigo-store.com/item/282?id=282)
それに対し、WorldShopでの価格は€689(税込)です。日本円にすると約¥91,000(税込)です。
両者を比較するとWorldShopで購入する方が、約15%安い結果となりました。
両方の価格はそれぞれの国の税金が含まれています。日本では消費税(8%)、ドイツでは付加価値税 VAT(19%)です。それが含まれていない純粋な本体価格でも比較してみましょう。
- 日本:¥108,000 ÷ 1.08 ≒ ¥100,000
- ドイツ:€689 ÷ 1.19 ≒ €579 ≒ ¥76,000
約24%、ドイツでの価格の方が安いという結果となりました。
付加価値税(VAT)は返ってくる
日本・ドイツそれぞれ税金(消費税や付加価値税)を含んでもドイツでの価格の方が安いと説明しました。さらに免税手続きを行う事によって付加価値税(VAT)の一部が戻ってきます。
付加価値税の還付を受けるには、タックスフリーの対象店舗での買い物をし、必要書類を受け取る必要があります。フランクフルト空港でRIMOWAを購入する際に利用する「WorldShop」はタックスフリー対象店舗です。書類も準備してくれます。
気になるのがどのくらい還付されるのかということ。RIMOWAを購入した場合、概ね10%程度の還付を受けことができます。
先ほどの例だと、€689の10%が還付されるとすると €689 × 0.9 ≒ €621 ≒ ¥82,000 となります。
では、改めて日本で購入する場合と比較してみましょう。
日本 | ドイツ | 割引率 |
¥108,000 | €621≒¥82,000 | 約25% |
割引率は、約25%になりました。
WorldShopのオンラインで事前に商品を選び予約も可能
フランクフルト空港でRIMOWAを販売しているのはWorldShopというお店です。このお店では、ルフトハンザ限定モデルが購入できることで人気です。
現地に行ってから入するRIMOWAを選ぶ事ももちろんできます。実際に見て、触れて、店員さんと話しながら決めるのもすごく良いと思います。
しかし、そこまでRIMOWAの購入に時間をかけることができないことも多いでしょう。また、購入したいRIMOWAがあり在庫がなかった場合の不安を感じる方もいると思います。そのような方には是非、オンラインショップを活用することをおすすめします。
WorldShopオンラインショップ
WorldShopには、オンラインショップもあります。オンラインショップは下のリンクからアクセスできます。
[blogcard url="https://www.worldshop.eu/en/home?p=SWjHW6vfnpQ"]オンラインショップは日本語はありませんが、英語があるので難しくないともいます。
アクセスしたら、brand→RIMOWAと進むとRIMOWAを簡単に探すことができます。オンラインショップなので、ここで購入もできますが日本への発送は行っていません。しかし、空港での受け取りサービスが行われているのでこれを活用します。
利用するには、アカウントを作成します。その後欲しいRIMOWAをカートにいれ注文に進むと以下の様な選択が出てきます。
これは、宅配か空港での受け取りを選ぶ画面です。もちろん下のWorldShop Airport Deliveryを選択します。
SとGのマークは、S:搭乗ゲートで受け取り可能(手数料必要)・G:制限エリア外で受け取り可能(店頭)という意味です。RIMOWAのサイズが機内持ち込み可能ならばSとGの両方のマークが付きますが、機内持ち込み不可のサイズの場合はGのみになります。
次に、受け取りの空港と乗り継ぎかどうかを選択します。
空港は、プルダウンでFrankfurtを選択します。次は、フランクフルト空港で乗り継ぐか、フランクフト空港が最終目的地かを選択します。乗り継ぎの場合はゲートまで配達してくれますが、手数料がかかります。ドイツへ入国予定の場合は、下を選びましょう。
注意として、到着の日から最大5日が受け取り期限となっていますので旅程がそれ以上の場合は注意しましょう。
後は、フライト情報などを入力して予約を終了させましょう。
RIMOWAの購入〜免税手続きまでの流れ
ドイツ・フランクフルト空港にてRIMOWAのスーツケースを購入し、免税手続きを行うまでの流れは以下の様になっています。
- フランクフルト空港内にある「WordShop」にてRIMOWAを購入
- 店頭で免税に必要な書類(サイン付の長いレシート)を受け取る
- 航空会社カウンターでRIMOWAの預け入れて続きを行う(実際には荷物は預けずタグのみ付けてもらう)
- 税関のカウンターで手続きを行い、店頭にてもらった書類(長いレシート)に押印してもらう
- 税関のカウンター近くの「Drop Off」カウンターにて、RIMOWAを預け入れる
- Premier Tax Freeにて税金還付の手続きを行う
実際の購入〜免税手続きまでの解説をこのあと写真付きで行います。
フランクフルト空港 コンコースBでRIMOWAを購入・免税手続き
フランクフルト空港には、ターミナル1とターミナル2があります。ターミナル1は、コンコースA〜Cの3つに別れています。ANAはコンコースBを利用しています。今回は、コンコースBで実際にRIMOWAを購・免税手続きを行いましたので、その際の写真を使いながら解説を行います。
他のコンコースやターミナルでも購入〜免税手続きまでの流れは変わりませんので、フランクフルト空港のターミナルマップなどを合わせて見ていただければと思います。
WorldShopにてRIMOWAを購入
まずは、なんといってもRIMOWAを購入します。RIMOWAは、空港内にあるWorldShopにて行います。 何か、事前に手続きや予約は必要ありません。店頭にいって商品を眺めてからそのまま購入することができます。
店舗はすごく分かりやすく入りやすいので、見つけたら遠慮無く入りましょう。入店したら、店員さんに欲しい商品を言うと丁寧に接客してくれます。
店内には、ルフトハンザの限定モデルが販売されています。購入したいものが決まったら、店員さんに声をかけましょう。お客さんがそこまで多くなかったら店員さんからも声をかけてもらえます。非常に優しく対応してくれます。普段から日本人の購入も多いようなので心配する必要はないです。
購入となると、RIMOWA本体が入っている
店頭で免税に必要な書類(サイン付の長いレシート)を受け取る
店頭で支払いを済ませると、レシートと免税書類(こちらもレシート状)を受け取ります。多くの場合は、何も言わなくても免税書類を用意してくれます。もらえなかったり不安なかたは支払時に一言声をかけるといいでしょう。
もらった書類には、氏名・住所などを記入する欄がありますので、事前に記入を済ませてから手続きに向かうとスムーズです。ターミナル1のWorldShopの近くにはスターバックスもありますので、休憩しながら準備をしもいいでしょう。
航空会社カウンターでRIMOWAの預け入れて続きを行う
RIMOWAの購入が終了したら、まずは航空会社のカウンターに行きます。ここで重要なことは、預け入れのタグのみ付けてもらうということです。
特別な手続きは必要なく、カウンターのスタッフに「免税の手続きをしたい」と伝えるとスムーズです。
税関カウンターで手続きを行う
次に税関で手続きを行います。荷物を持っての移動となります。
写真に写っているカウンターが税関受付となっています。そこにパスポート・搭乗券・店頭でもらった書類(長いレシート)を提示します。そうすると、書類(長いレシート)にスタンプを押してもらえます。
荷物を預け入れる
その後、カウンターの左側に移動します。(写真で言うと、白い柱に奥あたり)そこで先ほど、航空会社のカウンターでタグだけ付けてもらったRIMOWAを預けます。
カウンターにスタッフがいなかったり、奥の方に裏方さんのよな格好のスッタフさんしか居ないこともあります。どこで荷物をあずけるのか迷うかもしれませんが、税関の左隣です!
Premier Tax Freeにて税金還付の手続きを行う
最後に、税金還付の手続きを行います。ターミナル1の場合は、税関手続きカウンターの向かいにあります。
税金還付の手続きは複数の会社が担当しています。WorldShopで購入した場合はPremier Tax Freeで手続きを行います。
写真でいうと、左側がPremier Tax Freeのカウンターになります。
カウンターでは、免税手続きの書類(税関の押印済み)とパスポートを提示します。そうすると還付の方法を現金かクレジットカードのどちらにするか尋ねられます。クレジットカードの方が手続きが楽なためオススメします。クレジットカードを選択した場合は、クレジットカードを提示してスキャンしてもらうだけなので非常に楽に手続きを追えることができます。
スムーズに日本の税関を通過するためにレシートを用意しておこう
手続きとしては、フランクフルト空港で終了になります。しかし、日本に到着したら日本の税関を通過しなければなりません。
基本的に購入するRIMOWAは20万円/1個 以下となるため免税となり、到着空港で特別な手続きはいりません。税関申告書は、通常通り免税範囲外の持ち込みはなしで記入します(RIMOWA以外に免税範囲外の持ち込みが無い場合)。
新品の箱に入ったRIMOWAを複数もって税関を通過しようとすると、質問を数点される可能性があります。その際にもスムーズに通過できるように購入したレシートなどを持っておくといいとおもいます。
まとめ
フランクフルト空港でのRIMOWA購入について解説しました。実際にドイツにいって購入するまでは、いろいろ調べたり教えていただいたりとイメージがなかなかできませんでした。
実際にフランクフルト空港に行くと、WorldShopの店員さんも非常に親切に対応してくれるので安心して購入できると思います。ドイツ語や英語が苦手な日本人だからということもなく色々質問しても優しく対応してくれます。免税手続きの方法も教えてくれるので困ったら躊躇せず尋ねましょう。
1つ注意することは、時間です。慣れた方なら30分くらいで購入から還付手続きまでおわるかもしれません。しかし、少なくとも1時間はRIMOWA購入の時間を確保しておくといいとおもいます。余裕があれば出発の3〜4時間前にはフランクフルト空港に到着すると安心して買い物ができると思います。
この記事が少しでも参考になって、トラブルなくRIMOWAを購入できることを願っております。