大学生におすすめクレジットカード

2017年4月8日 2024年11月8日

ttrip

なぜ、大学生にクレジットカードをすすめるのか

日本では、18歳以上（高校生を除く）になるとクレジットカードを持つことができます。*1 大学生などの学生の場合でもクレジットカードを持つことができます。しかし、学生の場合は親の扶養に入っている場合がほとんどで自ら生計を立てていないことがほとんどです。

学生はクレジットカードの発行においてボーナスステージ

クレジットカードを発行する上で気になるのは審査です。学生は、安定した継続収入が無い場合が多いです。そのような状況では審査に通らずクレジットカードを持つのは難しいと思う方も多いかもしれません。しかし、それは違います。ゴールドカードなど、学生は申し込み不可なカードもある一方、学生でも申し込めるだけでなく、学生しか申し込むことのできないカードもたくさん存在します。それらは、クレジットカード会社は学生からの申し込みを歓迎していると考えられます。

では、学生の場合の審査はどうなるのでしょうか。結論から言うと非常に通過しやすいと言えます。ただし、どんなカードでも審査に通る訳ではありません。学生の申し込みが可能なカードの場合です。

クレジットカード会社にとって学生は、今後一生自社のカードを使ってもらえるかもしれない重要な顧客候補になります。通常はクレジットカードを大量に作ったり解約したりしないため、最初に発行された数枚がその後も使ってもらえる可能性が非常に高くなるわけです。そのため、学生向けカードが充実しています。

学生のうちから信用情報を育てる

冒頭で掲載した記事で、信用情報については詳しく説明しています。ここで簡単に説明すると、クレジットカードやローンの良い履歴も悪い履歴も蓄積されるのが信用情報です。重要なの、良い履歴（きちんと毎月返済を行った）も悪い履歴（支払いの遅滞など）も蓄積されるということです。つまり、クレジットカードを一切持たずに社会人になると、信用情報は0点のような状態です。学生のうちから少しずつでもクレジットカードを使っていると、信用情報はプラスの点数の様な状態になります。

学生向けカードの審査は非常に難易度が低いため、それらのカードで信用情報を育てます。それによって、社会人になってから、発行したい少しステータスの高いカードの審査に好影響を与えることができるでしょう。学部卒の場合は4年、修士の場合は6年分の履歴を蓄積することができます。

学生向けカードの特典

学生向けカードには、年会費無料を初めとする様々な特典がいています。各社、学生の利用を想定していますので、学生生活を考慮した特典がついています。学生向けカードは基本的に学生期間が終了すると使えなくなります。その際、通常は一般カードへ切り替えとなります。学生カードからの切り替えでの一般カード発行の場合は、一般カードへの新規申し込みより難易度は低いことが多いです。それは、それまでそのクレジットカード会社の利用実績があるからです。